◆木材の運搬時にも二酸化炭素が! 【災害から考える4】で記したとおり、木材の生産を海外に頼ってきた日本は、海外の森を破壊することで世界の森の二酸化炭素の吸収能力を低下させ、地球の温暖化に「貢献」してしまった(とくに南洋材…
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【災害から考える4】 海外の森を保護する活動の重要性
◆海外の森を守る活動 水と緑の委員会でのボランティア活動。大切な思い出のひとつである。ただし、日本の森を保護・管理するだけでは、温暖化は止められない。 よく知られているように、世界では毎年、四国と九州を合わせたほどの広大…
【災害から考える3】 川の上流林を守る運動
◆8・6水害で機能を失った浄水場 この【災害から考える】シリーズでたびたび言及している、鹿児島8・6水害。このとき氾濫した川のひとつに甲突川がある。郡山町(現鹿児島市郡山町)にある八重山の水源から流れ出し、水田を潤しなが…
【災害から考える2】治水のあり方、再考
◆海水温の上昇と豪雨災害 7月14日の【災害から考える1】の記事で、『現代思想』の若林さんの論文から気候変動に関する知識を得たと書いた。さらに知りたくなったので、気象庁の報告書などをあさってみた。 近年頻発している豪雨…
【災害から考える1】「令和2年7月豪雨」と「平成5年8月豪雨」
令和2年7月豪雨により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、お亡くなりになられた皆様のご冥福をお祈り申し上げます。 ◆21世紀になって増えた豪雨災害 熊本県を襲った「令和2年7月豪雨」。被災地の状況をテレビ…