~~~~~ 以前にもお伝えした通り、「哲学」の授業では、2つめの大きな柱として、5回にわたり「人間にとって自由とは何か」という問いから探求を繰り広げています。カントのいう自由、J.S.ミルのいう自由、フロムのいう自由。…
カテゴリー: 学生の眼
【学生の眼5】ササラの根っこ
~~~~~ 本年度の学生の眼3回目の今回は、有機農業の視点から見た科学的な見方にとって大切なことをまとめられているCさんのレポートを紹介します。 「哲学」の講義では、丸山眞男が『日本の思想』(岩波新書)で言及している「…
【学生の眼4】懐疑と反省
~~~~~ 今年度お二人目のレポートも、「哲学」の科学的であることに関するBさんの考察です。 Bさんは、大学で行う実験について、決められた枠のなかで考えてしまい、それでよしとしていないか、ほんらいは本当にそれで正しい…
【学生の眼3】学生のみる科学的に捉えるということ
~~~~~ まえにも書きましたが、私が担当している教養科目「哲学」では、最初の柱として「科学的に見るとはどういうことか」というテーマで5回の講義を実施しています。農学・工学という理系の分野で将来活躍されるみなさんに、科…
【学生の眼2】「結果と結論」
◇◆◇◆◇ 昨日の記事で、おかしなことが起こっているなと感じたら、理性を用い、その出来事の原因をみつめる作業が大事では、と書きました。 このことについて、「科学とは何か」を考えるミニレポートとして提出されたBさんの論…
【学生の眼1】大学生の捉えた「格差社会」
~~~~~ 私が担当している教養科目では、科学的にみるとはどういうことか、人間にとって自由とは何か、人間が働くことの意味、という3つのテーマを立てて、受講生と一緒にいろいろと考えています。そして、この3つのテーマに沿っ…