◆今日の千葉ロッテ-埼玉西武戦 わたくし、小学3年のときからロッテファンなのですが、今日の試合は嫌な予感が的中しました。石川投手が6回まで1回あたり12~13球で完封ペースの省エネ好投だったのですが、7回にホームランで…
カテゴリー: 『天気の子』感想記(ネタバレ注意!)
『天気の子』鑑賞記16 とんでもない記憶違い!
日曜日。娘に『天気の子』を「見たい! 見たい!」とせがまれました。仕事にかまけていたのを反省し、10か月ぶりに、家族みんなで『天気の子』を鑑賞しました。ワクワクしながら『天気の子』を観ているうちに、私、かなりひどい記憶…
『天気の子』鑑賞記15 こどもの受難② こどもたちだけの居場所。
◆こどもの受難への気づき ここからは、勝手な忖度を通り越し、邪推にすぎないのだけれど、新海監督は、もしかしたら、陽菜ちゃんたちと同じような状況で毎日をなんとか乗り切っている子どもたちにスポットを当て、社会問題への注意を促…
『天気の子』鑑賞記14 こどもの受難① 子どもの幸せを願う監督からの戒め!?
◆社会環境の問題も描写されている!? 『天気の子』で描かれている環境問題の中心は、異常気象、つまり自然環境破壊の問題だった。映画のメインストーリーでは天気が描かれているから、そっちのほうに気を取られてしまうけれど、新海…
映画『天気の子』鑑賞記13 陽菜ちゃんの秘密をみんな知っていたら?④ 誰かを守り抜こうとするときに試される勇気
◆忘れられない虐殺事件 18日のブログで、私は、帆高くんの行動はすごいと思うと書いた。なぜなら、誰かを救うために義務論の立場を貫き通そうとすると、ものすごく高い壁が立ちはだかってくるからである。 2014年のこと。中国が…
映画『天気の子』鑑賞記12 陽菜ちゃんの秘密をみんな知っていたら?③ モットーを貫き通す帆高くんの生きざまを、哲学の視点から考える
◆祠の警備員さんの葛藤 そんな、「よい天気」を維持するうえで大事な祠。それを維持するためには、足元の廃ビルが補強され、祠の前に警備員さんも常駐することになるのだろう。帆高くんをはじめ、誰かが陽菜ちゃんを救出しよう!と思…
映画『天気の子』鑑賞記11 陽菜ちゃんの秘密をみんな知っていたら?② 「仕方ない論」の恐ろしさ
◆帆高くんを邪魔する論理=「仕方ない論」 妄想ついでに、もう少し考えてみた。陽菜ちゃんの人柱という隠された役割を知ってしまったら、たいていの人たちは、天気の回復を願い、帆高くんを止めようとするだろう。それはなにも町ゆく人…
映画『天気の子』鑑賞記10 陽菜ちゃんの秘密をみんな知っていたら?① 少なくてよかった!――陽菜ちゃん救出作戦の障害
◆帆高くんの純愛 4月4日の鑑賞記9で、この異常気象は人類の産業活動が原因なのに、陽菜ちゃんだけが犠牲になるなんて許せない!と帆高くんは無意識のうちに直感したのではないかと、勝手な推測を書いた。 その是非については、み…
映画『天気の子』鑑賞記9 異常気象の描写に込められた監督のメッセージは、どっち?⑥ ちがった結末の可能性
◆陽菜ちゃんが人柱になれなかったという別ストーリーの可能性も!? 〈すると監督は、映画を観ている誰もが、陽菜ちゃんのようになりうるかもしれないよ、と警告を発しているのかな?〉という妄想も成り立ってきて、監督のメッセージを…
映画『天気の子』鑑賞記8 異常気象の描写に込められた監督のメッセージは、どっち?⑤ 仮説Aも、捨てきれない!
◆順当にみるなら、監督のメッセージはやっぱり仮説A? 占い師の「ホメオスタシス」という言葉と、それを引き取ったようにも聞こえる、「水没して当たり前」というおばあさんの言葉。鑑賞記の7で「反省」と言っておきながら恐縮だけれ…