◆布マスクの思い出 小中学生のころ。我が家では、祖母が買ってきてくれる布マスクを使っていた。というより、そのころの時分は不織布マスクの存在すら知らなかった。我が家の布マスクは、洗うとどんどんほつれてきて、干して日光に照…
月: 2020年4月
【新型コロナウイルス問題8】アベノマスク騒動記① えっ!? 日本製品のためじゃなかったの?
◆布マスク配布報道 このニュースを最初に聞いたのは、もう1か月くらい前になる。全世帯に200円程度の布マスクを2枚ずつ配布、予算は200億円・・・。そう報道しているテレビ画面を見て、「うちは6人だから全然足りないじゃん!…
【親育ち4】2歳児の忖度?
《お詫び》住んでる自治体の方針で先週から保育園も休業となりました。クラスター感染を防ぐための英断です。しかしながら、私自身は過労気味になっています。昼間は上の子たちに手伝ってもらいつつ2歳児の世話をしながら、合間を縫って…
映画『天気の子』鑑賞記13 陽菜ちゃんの秘密をみんな知っていたら?④ 誰かを守り抜こうとするときに試される勇気
◆忘れられない虐殺事件 18日のブログで、私は、帆高くんの行動はすごいと思うと書いた。なぜなら、誰かを救うために義務論の立場を貫き通そうとすると、ものすごく高い壁が立ちはだかってくるからである。 2014年のこと。中国が…
映画『天気の子』鑑賞記12 陽菜ちゃんの秘密をみんな知っていたら?③ モットーを貫き通す帆高くんの生きざまを、哲学の視点から考える
◆祠の警備員さんの葛藤 そんな、「よい天気」を維持するうえで大事な祠。それを維持するためには、足元の廃ビルが補強され、祠の前に警備員さんも常駐することになるのだろう。帆高くんをはじめ、誰かが陽菜ちゃんを救出しよう!と思…
映画『天気の子』鑑賞記11 陽菜ちゃんの秘密をみんな知っていたら?② 「仕方ない論」の恐ろしさ
◆帆高くんを邪魔する論理=「仕方ない論」 妄想ついでに、もう少し考えてみた。陽菜ちゃんの人柱という隠された役割を知ってしまったら、たいていの人たちは、天気の回復を願い、帆高くんを止めようとするだろう。それはなにも町ゆく人…
映画『天気の子』鑑賞記10 陽菜ちゃんの秘密をみんな知っていたら?① 少なくてよかった!――陽菜ちゃん救出作戦の障害
◆帆高くんの純愛 4月4日の鑑賞記9で、この異常気象は人類の産業活動が原因なのに、陽菜ちゃんだけが犠牲になるなんて許せない!と帆高くんは無意識のうちに直感したのではないかと、勝手な推測を書いた。 その是非については、み…
【街でのおもひで3】おもちゃ屋さん③ 町の中心市街地がシャッター街化する理由
※だいぶ間が空いてしまいましたが、今日は、3月31日、4月1日のおもちゃ屋さんに関する日記の続きです。 ◆モータリゼーションと中心市街地のシャッター街化 モータリゼーション全盛の時代。かつてはにぎわっていた町の中心部でも…
新型コロナウイルス問題7 無責任な姿勢が生む、いのちの危機① 拍手を贈られるべき百貨店の経営者さんたち
◆経産省に呼び出しを食らった、百貨店の経営者さんたち 4月11日付『朝日新聞』によると、デパートの経営陣が経産省に呼ばれ「なんて勝手なことをしてくれるんだ」と注意を受けたという。そのいきさつは、記事の内容によると、こうで…
新型コロナウイルス問題6 決断できない政治による弊害① 苦悩する美容室、理容室の経営者さんたち
◆美容室でクラスター感染が発生! 昨日テレビを見ていたら、福岡県の美容室で新型コロナウイルスのクラスター感染が発生したというニュースが目に飛び込んできた。 けれど、それと同じ日になされた小池都知事の会見では、美容室も理…