~~~~~ 1、繰り返される失敗の要因 折に触れて書いてきたことだけれど、戦前からのこの国のありようが、コロナ禍でも再現されてしまったのではないか、と思えてならない。 チッソ水俣工場の新プラントの場合は改良が必要だと…
【新型コロナウイルス問題30】いつになったら検査体制は充実するのだろう?
~~~~~ 1、期待 年度末と桜の季節で書き入れ時の飲食店を、コロナ人災による苦境の波が襲っている。 これまでたびたび書いてきたけれど、経済活動とコロナ感染対策を両立させるには、徹底した検査によって感染している人を洗…
【災害から考える20】戸倉小学校の奇跡から考えたこと④ 教育行政の転換の必要性
~~~~~ 1、先生たちの関係性の変容 自分の勝手な妄想であってほしい。でも、先生たちの間に、もしもそうした空気が普段から流れていたのだとしたら・・・。 それを打ち破るのは、非常時といえども容易ではなかったのではない…
【災害から考える19】戸倉小学校の奇跡から考えたこと③ こどもたちの叫びは、なぜ届かなかったのか
~~~~~ 1、なぜ大川小学校の悲劇は起こったのか2――意見が届かなかった 戸倉小学校の奇跡は、職員会議で先生方みんなが議論した結果、避難先を独自に変更する判断がもたらしたのだった。 一方、大川小学校の場合、唯一生き残っ…
【災害から考える18】戸倉小学校の奇跡から考えたこと② 大川小学校の悲劇
~~~~~ 3月11日を前後して、被災された方がたのいろいろな思いが、テレビで紹介されました。 地震が襲ってきた直後に実行すべき「津波てんでんこ」という言い伝えを、中学生たちが実行して多くのいのちを救ったと賞賛されて…
【災害から考える17】戸倉小学校の奇跡から考えたこと① 先生たちの英断
~~~~~ 2011年3月11日14時46分に発生した東日本大震災およびその後の津波災害により犠牲になられた皆様のご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆様に心より哀悼の意を表します。 2014年の1月。ある学会の…
【公共事業と生活15】大村さんからのお手紙(後編)~キクイムシの問題と行政との協働~
~~~~~ ~大村さんからのお手紙(続き)~ もうひとつ、昨年、私にとってショッキングだったのは、 現在地に移り住むきっかけになった、近所の雑木林(国分寺崖線樹林)で、8月に「ナラ枯れ」というブナ科ナラ類樹木の細菌感染症…
【公共事業と生活14】大村哲夫さんのお手紙から考えたこと② 住民参画
~~~~~ 1,遅れている住民参画 大村さんが受けた仕打ちはあり得ないと思いました。堪忍袋の緒が切れるのはごもっともです。 公共事業の計画段階から住民参画の制度が義務化されていないのは、先進国ではいまや日本くらいのも…
【公共事業と生活13】大村さんのお手紙(中編)~説明会でのひどい仕打ち!~
~~~~~ ~大村さんからのお手紙(続き)~ 工事との関連を12月20日の説明会で形だけ認めた事業者はその後、家屋の破損などの被害に対して「補償」交渉を個別に、被害者が横につながることを忌避し、あくまで個別に…
【公共事業と生活12】大村哲夫さんのお手紙から考えたこと① 将来世代に口はなし!?
~~~~~ 1,世代間公平負担!? 「私は東京外環道計画については、地域の環境を守り、次世代に負の遺産を残してはならないとの立場から、10年近く前から異議を唱えてきました。それだけにすごく残念」という文面を拝読して、私は…