◆平成の米騒動 今年の梅雨は、長引いた。夏になったと思ったら、1週間もしないうちに、暦の上での秋になった。それだけに、多くの被害を産み、被災地を苦しめた。 一方、別の心配もあった。このブログで言及した「8・6水害(鹿児島…
【災害から考える12】被災者のストレス軽減のために
◆避難所で見た光景 もしも災害レスキュー隊ができたなら、災害救助、災害復旧にくわえ、被災者への支援活動も担ってもらえれば、とてもうれしい。それには理由がある。 2000年の有珠山噴火災害ボランティア活動に従事したとき、よ…
【労働と環境1】ミスターどうでしょうの言葉から考えたJR東日本での出来事
◆ミスターどうでしょうこと鈴井貴之さんの言葉 毎日、仕事と家事、育児に精力を傾ける日が続いていたので(当たり前なのだけれど)、昨夜は無性に『水曜どうでしょう』が見たくなった。 何か月ぶりだろう? 「ヨーロッパ21か国完全…
【災害から考える11】救助活動の側面から考える
◆災害復旧活動と同じく大切な災害救助活動 災害現場においては、これまでお話してきたように、復旧作業をどう効率的に行うか、という視点も重要なのだけれど、災害発生時の救助活動は、人命が関わってくるだけに、もっともっと注目され…
【災害から考える10】「災害レスキュー隊」構想
◆有珠山が噴火! 9月12日のブログで、河川の氾濫によって床上浸水したお宅の清掃ボランティアについて記したけれど、火山の噴火災害でも土砂と格闘した思い出がある。 2000年3月31日、北海道の有珠山が23年ぶりに噴火した…
【災害から考える9】温暖化を緩和するには
◆今年も高かった、夏の日本近海の海水温 7月31日のブログ記事【災害から考える2】で記した通り、直近の2016~19年は、日本近海の海水温の高さが、観測史上1位から5位を独占している。 今年の海水温もかなり高かったから、…
【災害から考える8】『天気の子』で警鐘が鳴らされていた!?
◆今日の千葉ロッテ-埼玉西武戦 わたくし、小学3年のときからロッテファンなのですが、今日の試合は嫌な予感が的中しました。石川投手が6回まで1回あたり12~13球で完封ペースの省エネ好投だったのですが、7回にホームランで…
【災害から考える7】川は蛇行しているほうがよい!?
◆たいへんな土砂の撤去作業 7月の豪雨災害の被災地をテレビで見ていて心が痛んだのは、多くの街が土砂で埋もれたことだった。土砂の撤去作業は、いかに大変か。住民のみなさんとボランティアの方がたの奮闘が、日々ニュースで取り上げ…
【新型コロナウイルス問題12】新規感染者数が減っているからといって、安心できない理由
◆久々の70人台? 今朝の『グッドモーニング』(テレビ朝日)によると、昨日、新型コロナウイルスへの感染があらたに判明した人の数は、東京都内で77人だった。久しぶりの70人台で、感染者数も順調に下がってきているから、早けれ…
【災害から考える6】地元産材を使った住宅のメリット
◆木材の自給率が上昇した理由 この【災害から考える】の4回目(2020年8月2日記事)で掲載した日本の木材自給率のグラフを見ると、2002年に18.8%で底を打った値が、2018年には36.6%と2倍近くにまで持ち直し…