~~~~~
1,Tくん発熱!
先週の月曜日。朝、三男のTくんが軽く咳をしていたので、念のため保育園をお休みした。
その夜。これまでにない咳こみかたをしているTくん。
心配になって熱をはかってみたら、38.8度まで上がっていた。
でも、Tくん、実は風邪にめっぽう強く、翌朝にはケロッとしていて、いつも家族を驚かせる。
今回も、翌朝には平熱に戻っていて「やっぱり!」とK子さんと目を見合わせて安堵したのだけれど、念のため病院へ連れていった。そして、PCR検査を受けることになった。
ところ、が・・・。件の検査体制は、昨年9月に二男のYくんがPCR検査を受けたときから、まったく変わっていなかったのだ!
だから、Tくんの検体採取日時も、必然的に、街に1か所だけ設置されている検体採取所で、翌水曜日のお昼過ぎからとなった。結果が分かったのは、さらにその翌日の木曜日だった。
幸いにも陰性だったから、よかったのだけれど・・・。
◇◆◇◆◇
2,ついに風邪をもらう。
〈いまだにこのスピード感では、急に重症化する人が出たら対応できそうにないな、Tくんが陰性でよかった~〉と思いながら、Tくんの看病をしつつ在宅勤務を続けて迎えた、先週金曜日の朝。
起きたら、喉を激痛が襲っていた。どうやら、風邪をもらってしまったらしい。
すぐ病院へ行ったところ、味覚もあるし、平熱だし、Tくんは陰性だったし、ふつうの風邪でしょう、と診断された。ところが、すぐよくなると思っていた体調が徐々に悪化し、今週、ピークを迎えた。
熱は、微熱と平熱を行ったり来たりしていたのだけれど、痰と鼻水が切れ目なく出てきて、咳が出て、息が苦しくて、授業のライブ配信もゼーゼー言いながらやっとやり終える有り様だった。
火曜日でお薬が切れてしまったので、水曜日、念のためまた病院へ行った。コロナの症状はないので、やはり普通の風邪でしょうという先生の診断。私も経験上そう思ったので、納得し帰宅した。
ところが、夜中、あまりにも息が苦しいので、知人からもらい受けていた抗原検査キットをつかって、K子さんがコロナかどうか調べてくれた。さすが看護師さんだけあって、検体を取るのがうまい。
20分待って、陰性であることが分かり、ようやく心から安堵した。
そして週末を迎えた今日、ようやく体が快方に向かい始めたのを実感しつつも、この1週間、咳で夜は眠れず、昼は無理して仕事を続けてきたからか、頭が重く、きつい体を休めるため、昼間はずっとゴロゴロしていた。土曜日になって、休めてよかった~。
◇◆◇◆◇
3,変わっていなかった検査体制
それにしても、この1年半、ことあるごとに、各医療機関で抗原検査が簡略にできる体制の構築に努める、症状がない人でもPCR検査を至るところで受けられるようにする、と政府が言ってきたのは、いったい何だったのか?
久しぶりに家族が体調を崩して知ったのは、昨年9月に二男のYくんがPCR検査を受けたときからずっと、検査体制が変わっていないという実態だった。つまり、私の街では、いまだに、地域の医療関係者の皆様の善意と自治体との協力で検査体制が維持される状況が続いているのだ。
ここに、政府の努力のあとはまったく見えない。
でも、重症の肺炎患者がコロナかどうかすぐ究明する必要のある救急病院ではさすがに、すぐ結果のわかる抗原検査を実施しているらしい。私もつい最近使ったから、その利便性はよくわかる。
なのになぜ、そのキットが、いまだに各病院で使えないのだろうか?
街のドラッグストアですら、すぐ手に入るのに・・・。
政府の掛け声とは裏腹に、検査体制が拡充されないのは、やっぱり、感染症利権がいまだに壁となっているのか。それとも、オリンピックに向けて検査数を絞りたいという権力者たちの欲望があるからなのか・・・。
いずれにせよ、政府に、検査体制の拡充を本気でやる気がないらしいことだけはハッキリとわかった。
(2021年6月6日一部修正)