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差別の問題を定期更新したいと予告しておきながら、更新が途絶えてしまい申し訳ございません! 急ぎの仕事がいろいろ入ってしまい、結局まだ続きを書けずにいます。そして本来なら、学生さんたちの優秀なレポートを皆様に紹介すべき時期なのですが、それも滞っております・・・ごめんなさい。
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今日は、中秋の名月でした。
私自身は、保育園に向かい始めたとき、運よく満月を見ることができました。
(いま、あのお月様の雄姿を思い浮かべながら、お月見団子で一杯やっています)
でも、保育園が近くなるにつれて、お月様がどんどん雲に隠れていってしまいました。
〈これではTくんと一緒に満月が見られないな~〉と悲しい気持ちを抱きながら保育園に入りました。
ところが! Tくんと保育所から出てきて、雲に隠れた月明かりを一緒に見ていたら、なんと、徐々に徐々に雲が晴れてきて、お月様が3分の2ほど顔をのぞかせてくれたのです!
「Tくん、お月様が見れてよかったね~!」
「うん、お月様がどんどん出てきてるよ!」
と嬉しそうなTくんを見て、微笑ましく感じる自分がいるのでした。
まさに、林明子さんの絵本『おつきさまこんばんは』みたいなひとときでした。
◇◇◇
遡ること、先週の水曜日。
この日は、彼岸花がきれいに咲いていました。
天気が悪かったこともあってか、前の日までは彼岸花の株の存在にさえ気づいていなかったので、あまりのきれいさに、見とれてしまいました。
写真ではよくわからないですが、綺麗な紅色でした。
たぶん、天気が良かったので、いっぺんにバッと咲いたのでしょうね。
◇◇◇
この水曜日の夕方、Tくんと保育園から帰っているときのこと。
くるまの車窓から、綺麗なお月様が見えていました。
「パパ、見て~! きれいなお月様だ!」
「ほんとだね~!」と相槌を打っていると、Tくん、おもむろに「お月様がついてきてるよ!? もしかして、Tのお家に泊まるのかな~?」と、吹き出しそうな可愛いことを言ってくれたのです!
私は笑いをこらえながら、次のように言葉を返しました。
「そうかもしれないね~。でも、お月様はとっても大きいから、お家に入らないかもしれないね~」
するとTくん、お月様ご招待計画は難しそうだと思い直したのか、「お月様には、自分のお家に帰ってもらおっと」と声に出しながら、自分に言い聞かせていたのです!
可愛くてかわいくて、仕方がありませんでした。
◇◇◇
そして今日の帰り道。水曜日のやりとりを思い出し、
「Tくん、お月様はどこに帰るんだろうね?」
と訊いてみました。
するとTくん、「雲のなかに帰るんだよ」とのこと。
意地悪な私は、「雲がなかったらどこに帰るの?」とさらに訊ねてみました。
Tくんは、困った様子で「雲がないと隠れられないんだよね~」と繰り返していました。
4歳になったばかりのTくん。
たくましい想像力でまわりを明るくしてくれる姿が、可愛くて仕方がありません!