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1、またしてもお詫び
1月に、今年こそ頑張ってブログ記事を書きます!と抱負を語ったにも関わらず、最後の記事をアップロードしてから早くも3か月以上が過ぎてしまいました。
大学の学科や専攻の教育を運営する担当委員は、ほんとうにいろいろ業務を抱えていて、年度末、年度初めはとくに忙しいのです。そのため、仕事をこなすのがやっとでした。
でも、理由はどうであれ、抱負を守れなかったのは事実です。本当に申し訳ございません(汗)
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2、単著書を出版!
そんな、いまのところ守れていない抱負を掲げた1月1日のブログで、単著書の原稿を脱稿しました、とご報告しておりました。なんと、4月5日に、無事に出版されました!
本の最後の「おわりに」では、4年半越しに実現と書いたのですが、よくよく考えてみると、6年もかかっていました(汗) はるか書房のOさんには、お話を頂いてから出版まで、お支え頂き、心から感謝しております。本当にありがとうございました!
また、地域でお世話になっているみなさま、恩師の先生がた、学会や研究会でお世話になったみなさま、勤務先の学生のみなさまには、いろいろご助言を頂きましたこと、心より感謝申し上げます。
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3、本の内容
さいごに、研究室のホームページに記した本の概要について再掲し、単著刊行のご挨拶とさせていただきます。よろしかったら、ぜひ手に取って頂き、ご笑覧いただけましたら幸いです。
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食糧自給率が40%を切っている日本。でも、私たちの食生活は豊かです。それは、世界中から食料が輸入されているためです。工業資源の少ない日本。でも、私たちはふつうにPCを使い、ケータイ(スマートフォン)を使用し、便利な暮らしを送っています。ですが、そうした私たちの普通の暮らしの影で、私たちに食料やケータイの鉱物などを供給してくれている地域の小規模農家が、農地だけでなく、住むところを追われる事態まで起こっています。でも、私たちは普段、そのような情報に接することはありません。どうしてこのような状況に陥っているのか? 本書では、その構造的なメカニズムを明らかにしつつ、では、どうすれば、そうした構造的な暴力を改善していけるのか、という考察を、私たちと私たちを取り囲む〈いのち)と、私たちの自由とを基盤にするガバナンスの実現可能性という視点から考察しました。