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9月20日からの大雨で発生した能登半島豪雨災害により被災されたみなさまに、心よりお見舞いを申し上げます。また、お亡くなりになられた皆様のご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族のみなさまへのお悔やみを申し上げます。そして、行方不明のみなさまが一刻も早くみつかりますよう、お祈り申し上げます。
豪雨災害のニュースを見ながら、震災からの復興に取り組んでいる能登地域に今度は豪雨なんて、なぜこんなひどいことが起こるのだろう、と悲しみに耐えませんでした。
行方不明の方のご家族が、涙を堪えてインタビューに応じられているのを見て、涙腺が決壊して止まりませんでした。
それから、もう1か月半がたちますが、いまだに復旧が進んでいないというニュースを見て、再度の悲しみが襲ってきました。
◆参考:「能登豪雨1カ月「流木や土砂、そのままだ」 住宅被害も見えない全容」『朝日新聞』2024年10月21日付記事(土井良典記者)
https://www.asahi.com/articles/ASSBL43V5SBLPJLB00PM.html
石破茂首相が誕生してから初の党首討論を見て、元日に能登半島地震が起こり、その時点で10か月以上の月日が経っているにもかかわらず、いまだ予備費で復興対応していると知り、開いた口がふさがりませんでした。そして、豪雨災害の復旧すらままならないというニュースを見て、総選挙している場合ではなかったのではないか、と、悲しみが怒りに変わりつつあります。
2000年の有珠山が噴火したときと、2004年の新潟中越地震が起こった際の2回だけ、災害ボランティアを経験させて頂きましたが、そのときの復旧スピードと比べ、あまりにも遅すぎるといわざるを得ません。そして、いまだに予備費で対応しているという事実に、愕然とします。
生活再建のため様ざまな対応をされている住民のみなさま、現地でボランティア活動にあたっているみなさま、復興のため尽力されているNGO・NPOの方がた、行政の方がたに敬意を表しますとともに、国会議員のみなさまにおかれましては、一刻も早い財政的な支援措置を講じていただけますよう願わずにはいられません。
そうして、どうか、1日も早く、住民のみなさまの願う形での復興が成し遂げられますように。